背景


時代背景

宇宙歴230年
地球は資源も枯渇し、汚染も進んだ住みにくい惑星になっていた。

300年も前から現在の状況は予測されていたにも関わらず人類は、その活動を改めることができず、汚染を食い止めることもできなかったのだ。

230年前、国連が元となり各国が共同で技術開発を行い、大規模な宇宙開発へ乗り出していった。
人々は地球連合の誕生を祝福し喝采を叫んび、平等で理想に溢れる未来を夢見た。
地球連合は全会一致でこの年を宇宙歴元年と改めた。

宇宙歴以降

宇宙歴20年
だが、そんな蜜月もそう長くは続かなかった。
210年前に技術開発の大義名分の下、兵器産業と癒着した評議員の一部と軍部が結託し議会をのっとり強大な武力を背景に独裁政治を始めたのだ。
人類は幾度目かの帝国の誕生を見たである。

宇宙歴27年
全ての人類が唯々として帝国に従ったわけではなかった。
自由を標榜するレジスタンス勢力が各地で抵抗活動を展開していた。
各地の勢力が連携し自由同盟を名乗り独立を宣言したのである。

宇宙歴28年
帝国は同盟の独立を見逃すことはなく、即座に宣戦を布告した。
もちろん帝国は連盟を対等の国家と認めることはせず、公式には宣戦ではなく、反乱軍の討伐である。

宇宙歴32年
そんな中、一度は廃された地球連合の元権力者達が復権をもくろみ、後進地域の人々を抱きこみ、密かに支援をしゲリラ戦を展開。
ある程度の地盤を築いた後、宇宙歴42年、地球連合の復活を宣言した。

本来であれば、連合勢力は連盟勢力と趣旨を同じくするはずであるのに、権力者の思惑から手を握ることはなかった。

そして、帝国、連合、連盟の三つ巴の泥沼の戦争が現在に至るまで続く。

劣勢に思われた連合や連盟がこの100年にも及ぶ戦争を戦い続けることが出来た背景には、死の商人=兵器産業界の思惑が働いていた。
戦争が長引くほどに儲かるという図式の為、彼らは一勢力が強くなり過ぎないように、兵器や新技術の供給のバランスを取っているのだった。



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  • 最終更新:2011-03-15 14:16:18

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